ちぐはぐな日本の養子縁組制度

「特別養子縁組」を巡る議論が盛り上がっているのでまとめてみる(Yahooニュース)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ikedahayato/20130712-00026383/
以下抜粋
「諸外国では既に施設養護から家庭養護へ、ということで、里親委託や養子縁組等を中心に置いているが、日本では施設養護が9割を占めている。本当に後進的な政策を取り続けてきたにも関わらず、今民間の家庭養護の道まで閉ざそうとしている。」

要するに特別養子縁組に関して国は増やそうと目標を掲げているにもかかわらず、民間の団体が行っている活動を厳しく監視、規制する方向で動いて、さらにマスコミの報道も論点がずれているとおうことを分かりやすく説明してくれていますので一度ご覧ください。

特別養子縁組と養育里親の違い

養子という選択(朝日新聞GLOBE)
http://globe.asahi.com/feature/111106/04_1.html

以下抜粋
「厚労省も「施設偏重」を見直そうとしている。2009年には、子どもが実親の元に戻る道を残しながら家庭に引き取って育てる「里親」への手当を大幅に増額 した。ただ、こうした施策の対象に養子縁組は含まれない。「里親手当は養育への報酬の意味合いが強い。養子縁組で戸籍の上でも親子となれば、親が子を育て るのは義務。それに対して報酬を払うのは不自然」(厚労省)という理由だ。」

どういう事かというと、里親にも特別養子縁組の里親と、養育里親等とでは待遇に大きな差があります。
市町村等で里親登録をして行う養育里親には一人あたり実子よりかなり多く月額 72000円の手当が支給されます。それ以外にも手厚い支援があります。しかしながら特別養子縁組をして育てる親には手当てはありません。実子と同じ条件になります。この数字の違いが特別養子縁組が増えない 原因になっているかもしれません。同じ様に子供を育てていて、籍を入れるとお金がもらえなくなるということであれば、二の足を踏む里親さんがいないとは言えないでしょう。特別養子縁組を前提として養育する里親に対しても、国の補助金を養育里親と同程度に数年間だけでも国が負担するようにすればもっと増える のではないでしょうか、少なくとも子供の立場で考えるとお別れをしなくていい特別養子縁組のほうが幸せになれるはずです。

里親への手当て等(里親支援WEBサイトより)
http://sato-oya-net.jp/satooya4.php

オープン2ヶ月間でのお問い合わせ状況とお知らせ

このたびはインターネット赤ちゃんポストのWEBサイトをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
当サイトは2014年の3月よりスタート致しまして、多くのお問い合わせをいただきまして、以下のとおりの実績を出すに至っております。
予想以上の反響に対応すべく、組織形態をより良くする事で安心してご利用いただけるよう現在、財団法人化の準備をすすめております。将来的には業界団体の立上げ等も場合によっては考えております。経費負担や寄付金等の金銭の出入りに関しましても、全て公開する方向で準備をしております。自立した運営を行うために、原則里親様から頂く寄付金によって運営してまいりますが、年度末で過剰金が出た場合等は、寄付金を頂いた里親様と協議のうえで次年度繰越を行うか、サービス向上のために設備投資をするなど、ご協力いただける皆様と一緒に作り上げていければと考えております。倫理的な問題を多く扱う業界だからこそしっかりと取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【実績】(2014年3月10日~5月10日)
里親様お問合せ:15件
妊婦様お問合せ:7件
無事出産:2件
養子縁組成立予定:2件(手続き中)

ボランティアスタッフ、相談員、共同経営者募集

現在案件の増加により、社団法人、財団法人などの法人形態に向けて調整をしております。そのために、NPO赤ちゃんポストの活動に賛同していただける方で、できれば「社会福祉士、児童福祉司となる資格を有する資格(医師、保健師、助産師、看護師)」の資格をお持ちの非常勤相談員又は共同経営者、また全国でお時間に余裕があって、人生経験が豊かで人の悩みや相談に乗る事が得意な方など幅広く募集いたします。報酬等は相談とさせていただきます。

里親の利用や養子縁組の増加を提言(NHKニュース)

里親の利用や養子縁組の増加を提言(NHKニュース)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140502/k10014176841000.html

良い流れですが、まだまだこれからです。赤ちゃんには乳児院ではなく、自分だけを愛してくれる親のもとで育つ権利があります。乳児院の保育士さんも十分に愛情を注いでくれているでしょうけれども、環境は全然違います。もっと里親さんの元で暮らせるように行政は制度を少しづつ良いものへと変えていかなくてはいけません。そのためには、行政とNPOなどの民間の団体が一丸となって取り組むべき課題です。10年も20年もかけていられません。

祝!誕生 2014年5月1日

本日インターネット赤ちゃんポストにお申し込みを頂きましたお母様が無事出産されました。

とても大きな女の子です。

里親様もはじめて赤ちゃんを抱っこされて感動されていました。

今回は事情があって保険が使えずさらにリスクのある出産でしたが、
母体も無事回復に向かわれています。

プライバシー保護のため、詳細な体重やお時間は伏せさせていただいています。写真も一部モザイクを入れております。

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